学校の概要
 

本校がある南部町は、甲斐源氏の祖加賀美遠光公の三男光行公がこの地を治め、南部氏を称したことに始まる。甲斐国の最南端で駿河に通じる富士川舟運の要地として、また奥州南部氏の発祥の地として、豊かな歴史と文化のある町である。明治の黎明期には、近藤喜則翁が現在の校舎近くに私塾「蒙軒学舎」を創立した。そこでは、漢学、数学、英学の授業や、討論会や演説会、吟行などが行われ、幾多の優秀な人材を排出したことや、カナダ人イビー博士を招いての英語の授業が行われたことは、県教育史上画期的なことであり、子どもたちの教育を大切にしてきたこの町の風土がある。

昭和30年に睦合村と栄村が合併し旧南部町が、同年、富河村と万沢村とが合併し旧富沢町が発足した。その後、平成15年3月に旧南部町と旧富沢町が合併し、新たな南部町が誕生し、今日に至っている。新南部町が発足した当時、町内には南部中学校、富河中学校、万沢中学校の3中学校があったが、過疎化の進展とそれに伴う少子化の流れの中で、平成23年4月に3つの中学校が統合し、新しい現在の「南部中学校」となった。町内に唯一の中学校となり、すべての町民の方々に「私たちの中学校」という意識を持ってもらうために、平成28年度から学校運営協議会を設置したコミュニティ・スクールとなり、「地域とともにある学校づくり」に力を入れている。また、令和元年度からは身延高校・身延中学校とともに県内公立校初の連携型中高一貫教育校となり、中高連携の取り組みも進めている。

 本校の沿革 
  
平成13年12月 旧南部中新校舎竣工
平成15年 3月 南部町と富沢町が合併し南部町となる
平成19年 8月 南部町立小中学校適正規模検討委員会発足
平成21年 3月 教育委員会から町長に具申書提出
平成21年12月 町長が町内中学校統合の方針を決定する
・三中学校を閉校し一中学校とする
・校舎は現南部中学校を使用する
平成22年 1月 町長は校名募集結果を踏まえて「南部中学校」に決定する
平成23年 3月 南部中学校・富河中学校・万沢中学校
閉校記念式典をそれぞれ実施
平成23年 4月 南部町立南部中学校発足(スクールバス運行)
開校記念式典を実施(7日)
8月 軟式野球部・吹奏楽部が、関東大会・西関東大会に出場する
9月 学園祭名を「輝城祭」とし、第1回を開催する
11月 校歌/校章制定・校旗樹立式(この日を創立記念日とする 26日)
平成24年 8月 男女ソフトテニス部(個人)・陸上部(個人)が、関東大会に出場する
平成25年 4月 県教育委員会より学力向上パイロットスクールに指定される
8月 陸上部(個人)が、関東大会に出場する
10月 中高一貫教育パイロットスクール候補校に選定される
平成26年 5月 自転車安全利用推進校に指定される
8月 男子バレーボール部・陸上競技(個人)が、関東大会に出場する
平成27年 7月 学校運営協議会設置推進校に指定される
8月 陸上競技(個人)で関東大会に出場する
11月 県新人大会で女子バレー部が優勝、野球部が準優勝する
平成28年 5月 学校運営協議会を設置、自転車安全利用推進校に指定
8月 女子バレー部、陸上競技(個人)、水泳(個人)で関東大会に出場
陸上競技(個人)で全国大会、国体に出場
11月 県新人大会で野球部が優勝
平成29年 1月 「おもてなしやまなし知事表彰」受賞
5月 県選手権大会で野球部が3位
6月 峡南地区総合体育大会陸上の部で共通男子、2年男子、1年女子総合優勝
8月 陸上競技(個人)で関東大会、全国大会に出場
平成30年10月 県新人大会で野球部が3位
平成31年 4月 身延高、身延中とともに連携型中高一貫教育校となる
令和元年 7月 県総合体育大会で、野球部が3位、陸上競技(2年砲丸)1位
10月 県新人大会で、男子バレーボール部が準優勝
令和 2年 4月 初任者研修授業研修会実習校に指定される
10月 県新人大会で、男子バレーボール部が準優勝
令和 3年 5月 県選手権大会で、男子バレーボール部が準優勝
7月 県総合体育大会で、男子バレーボール部が3位
 令和 4年 5月 県選手権大会で、野球部が3位 
県選手権大会で、男子バレーボール部が準優勝
7月 県総合体育大会で、野球部が3位
県総合体育大会で、男子バレーボール部が準優勝
県総合体育大会で、陸上競技(1年男子砲丸投)で2位
県総合体育大会で、陸上競技(2年男子走り幅)で3位 
県総合体育大会で、陸上競技(共通女子)100mHで3位
11月 県新人大会で、男子バレーボールが準優勝
  

 学校経営の概要   
        
1 校 訓
○ 明朗親和 こだわりなく明るく朗らかで、互いに和やかに親しむこと (あかるく)
○ 質実剛健 飾り気がなくまじめで、心身ともに強くたくましいこと  (つよく)
○ 自主自律 自発的に考え行動し、自らの規範に従い自己を律すること (のびやかに)

2 学校教育目標(めざす生徒像)
〇 ふるさとを愛し、自他の良さを認め合い、絆を大切にする生徒 
〇 社会の一員としての自覚を持ち、健康でたくましく生きる生徒    
〇 真理を追究し、夢の実現へ向け努力できる生徒    


3 めざす教師像
〇 高い理想と強い使命感を持ち、学び続ける教師
〇 確かな指導力を持ち、共感的生徒理解に努め、信頼される教師
〇 教育的愛情と規範意識を持ち、心身ともに健全な教師
〇 チーム南部中として、学校運営に積極的に参画する教師 

 

4 学校経営の理念
【経営理念】地域とともにある南部中学校の創造!
〜子どもたちの豊かな学びを創造し、地域の絆をつなぐコミュニティ・スクールとして〜
【実践理念】気づき・考え・行動  そして感動 
 
5 校内研究  
(1) 研究主題   気づき・考え・表現し合える生徒の育成
(2) 研究副主題 『資質・能力を着実に身につける「主体的・対話的で深い学び」をめざして』
(3) 研究の内容         
  
  @一人一実践
  A研究授業
  B教科研究会
  Cクロムブック・ワークショップ
  D「南部中の子どもたちに必要な資質・能力」とは何か検討

 (4) 多様性を保障した「学級づくり」
   
   @Q-U結果を活用した学年研究会
   A校内研究会
   B全校での情報共有

 (5) 学習内容を定着させる「家庭学習の支援」

   @学校全体での家庭学習支援
   A校内研究会
   B支援が必要な生徒への対応の検討
   Cキャリア教育の学習への動機づけへの活用


年間授業時数  
             




 

学年
必修教科の授業時数
道徳

学活
総学合
な学習

総時数
国語 社会 数学 理科 音楽 美術 保体 技家 英語
1年 140 122.5 140 122.5 45 45 105 70 140 35 35 50 1,050
2年 140 105 140 140 35 35 105 70 140 35 35 70 1,050
3年 140 140 140 140 35 35 105 35 140 35 35 70 1,050


 
日課時刻表               
  平常日課 短縮日課
 職員打ち合わせ   8:10〜 8:20
 朝読書(朝学習)   8:20〜 8:30
 朝の会   8:30〜 8:40
 1校時   8:45〜 9:35   8:45〜 9:30
 2校時   9:45〜10:35   9:40〜10:25
 3校時  10:45〜11:35  10:35〜11:20
 4校時  11:45〜12:35  11:30〜12:15
 給 食  12:35〜13:30  12:15〜13:10
 5校時  13:30〜14:20  13:10〜13:55
 6校時  14:30〜15:20  14:05〜14:50
 清 掃  15:25〜15:40  14:55〜15:10
 帰りの会  15:45〜16:05  15:15〜15:35
 放課後活動  16:10〜16:50  15:40
             

 部活動・委員会の所属人数